美しく澄んだ心で
日常の中で、あなたが文字を書く機会はどのくらいあるでしょうか?
買い物や電話の時のメモ書き、予定を記入する手帳、お礼の手紙、勉強するときのノート、提出書類、その他もろもろ・・・。
メモ書きも、手帳も、手紙も、もしかしたら勉強のときでさえ、今はスマホやパソコン、タブレットで代用できてしまいますね。
だからこそ、提出書類や履歴書の手書きの美しい文字が際立ちます。
ひとの第一印象はたった7秒で決まる、と、社会人になったときの研修で学びました(秒数には諸説があると思います)。そこでの印象を、良くも悪くも一瞬にして変えてしまうのが、【手書きの文字】なのです。
文字が整っているか、美しいか、の前に、もっと大切なことがあります。
それは、
*『心が込められているか?』
*『丁寧に書かれているか?』
これに尽きると思っています。
いくら達筆でも、殴り書きのようでは読めないばかりか、落ち着きのない印象を与えかねません。
反対に特別にうまくはないけれども、丁寧に書かれている文字はとても好感が持てます。
そう、「上手いか下手か」以前に「丁寧に書いているかどうか」の方が先なのです。
文字を書く時には、まずは心を落ち着かせて。そして、一文字一文字心を込めて書いてみましょう。それだけでもあなたの文字は見違えるはずです。
文字が下手だ、どうしても上手く書けないとお悩みの方へ。
文字を書くときの基本である、「止め」「はね」「払い」だけでも、しっかりと区別して書くように心がけてみてください。止めるべきところはきちんと止め、はねるべきところはしっかりとはねる。右払い、左払いはゆっくり払うこと。
『心を落ち着かせて、丁寧に書くこと』
『「止め」「はね」「払い」をきちんと書くこと』
この2点を意識して書くだけで、文字は変わります。
姿勢を正して、心を落ち着かせて。
あなたも手書きの文字を、書いてみませんか?
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