叶えてきた夢・2
昨日は一つ目の夢が叶ったお話をしました。
今日は二つ目の夢へとステップアップしたお話をしますね。
ご縁の大切さを実感した出来事です。
高校時代、大学時代にお世話になった書道の先生方とは、もう20年以上のお付き合いになります。年賀状での近況報告を欠かさず行ってきて今があります。
書道から全くかけ離れた生活を送っていた5年前の年明けに、高校の恩師から展覧会場でパフォーマンスをなさる旨のご連絡をいただき、銀座の会場までお目にかかりに足を運んだことから始まりました。
恩師にも20年ぶりの再会でしたが、その会場に大学時代にお世話になった先生のお姿を見つけたので、勇気を出してお声をかけてみました。
先生はすぐに気づいてくださり、再び書道の世界に戻っておいでと即座に弟子にしてくださいました。
16年のブランク。基礎から応用まで身に付けてきたとはいえ、このブランクを埋めるまでの苦労は、それは大変なものでした。
レッスンに通い出して半年後、先生から高校の書道の産休代理の依頼を受けました。期間限定、二学期の4か月間のみ。教育実習以来、授業の経験のないこと、16年のブランクを埋め切れていないこと・・・不安しかありませんでしたが、お引き受けすることにしました。二学期開始の2か月前のことでした。
そこから猛勉強の日々が始まります。『高校で書道を教える』という夢に一歩近づいた半年間は、振り返ってみれば実にスムーズに事が運んでいました。恩師のパフォーマンス会場で先生にお会いできた運、所属する書道会は異なるにも関わらず、実は恩師と先生は仲良しだったという不思議なご縁、ブランクを埋めようと必死に学び、ようやく感覚を取り戻せた時期に依頼をいただけたタイミング。
【運・縁・タイミング】が全て揃い、ステップアップへと繋がった2回目の経験でした。
産休代理として初めて教壇に立ったお話は、明日しますね。
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