美文字の定義・2

コツを知ること

前回の記事では、「ワクワクする気持ち」で楽しみながら練習に取り組みましょう、とお話ししました。

そして、「いくつかのポイントを押さえれば」どなたでも見違えるように美しい文字が書けるお話もしました。

今日はそのポイントを一つずつ説明していきますね。

【美文字になるためのポイント】

1;縦画は垂直に、横画は右上がりを意識して書く

2;平行する画があるときには、等間隔で書く

3;一文字を4分割したときに、右下に重心が来るように書く

【それぞれの解説をしていきます】

1;文字は上から下、左から右に線を引いて書いていきます。腕は右回転の動きをします。ガラポンをグルリと1周回すようなイメージです。右上がりに書くのは、目の錯覚を利用するから。試しに水平に横画を書いてみてください。右下がりの線に見えることと思います。

2;空間を等間隔にすることは、とても大切です。それだけで整った印象を与えることができます。

3;右下重心は、右回転の動きと視線の動きに大いに関係があります。右下に止め、はね、払いがくる文字が多いのは、バランスを取りやすくするためかもしれませんね。

まずは、この3点を意識して書いてみましょう。この3点のポイントは、どの授業のときにも必ず生徒に説明してきたほど、大切な要素ばかりです。ぜひ意識しながら、練習してみてくださいね。

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